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■老舗をまもる若旦那を訪ねて…
4月某日、春のあたたかい風が漂うよく晴れた天気のもと、ポエムガーデンハウスのお客さまを訪ねに常陸大宮市は山方へと向かいました。古くから水戸と福島を結ぶ街道の要所であり、和紙の生産地としても有名な歴史を残す街に老舗を構えて400年余。「根本酒造」の若旦那、根本朗裕さんが本日のOB客さまです。
銘酒「久慈の山」で知られる老舗の門をくぐると、昔と変わらず醸造が続く酒蔵と風格ある店鋪が姿を現します。慶長8年創業の店先にはお酒ができたことを伝える大きな杉玉が吊りさげられ、古い柱に残された天狗党の侍による刀傷がその歴史を感じさせます。そんな敷地の一角に建つ若旦那宅へと足を運びました。
老舗の暖簾をまもる忙しい毎日を送りながらも、鉄道愛好家としての趣味をお持ちの根本さん。趣味を満喫できる書斎部屋を持つことを希望され、奥様が中心となって建築士と共に間取りや収納などをお決めになりました。木の温もりを味わえた方がよいというお祖母様からのアドバイスで子供部屋に無垢材を使用。お部屋のあちこちに見受けられたモビールがかわいらしくゆれており、とても心が和みます。
「家を建てよう」と思ったきっかけをもう一度お聞かせください。
我が家は代々造り酒屋という事もあり、両親・祖父母が同居する大所帯が当たり前、という生活でしたね。所帯を持ち、子供達も成長して来たので、そろそろ独立した家屋にした方が…という話になったのですが、自分の城をどの様に構えれば良いか、勝手や感覚が判らず、グランド・デザインは全て女房に任せました。 ひとまず、子供が元気に育つ、健康的な構造が良いかなという漠然とした考えはありましたけどね。
暮らしぶりはいかがですか?(WB工法をとりいれてみてどうでしたか?)
自分の感覚が反映されたという事もある為か、女房は掃除をマメに行っています。趣味のモビールがゆらゆらと動く様子に、空気の循環や家の息吹きが実感されて、感触が良い様ですね。一方、子供達は無垢の床がお気に入りで、友達が遊びに来た時は格好の遊び場になっていますね。
左は根本さん撮影による廃線となった鹿島鉄道の貴重写真。背景の山は筑波山です。趣味は鉄道だけにとどまらずクラシック音楽にも造詣の深い根本さん。この日、スタッフのリクエストにも快く応じていただきショパンの前奏曲「雨だれ」を演奏してくださいました。
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