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| ■自然素材事典 |
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あたりまえのことですが、自然素材というのは私たちが見慣れている均一に整った工業製品とは違います。色や形ひとつひとつに表情があり、季節の移り変わりによる気温や湿度の違いによってひびが入ったり反ったりします。これは自然のものなら当然のこと。素材の特徴を理解して扱いたいものです。そして大切なことはメンテナンスをすること。家が完成したら終わりではありません。そこに住まう人が時間と手間をかけてゆっくりと味わい深いものにしてこそ、本当に気持ちのいい暮らしの実現につながるのです。 |
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| ■無垢材のフローリング |
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| 木は湿度調整をしてくれるので、室内の環境を快適に保つことができます。無垢材を敷きつめた床はさらさらとした感触で、なんといっても無垢ならではの温もりが味わえます。年月を経るごとに変化する趣きある表情も魅力のひとつです。自然のものですから、合板に比べ反りや縮みがおきるのは当然ですが、キズつけてしまった場合でも削って直すことができるなど、手入れ次第で長もちします。 |
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| ■塗り壁 |
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| 住み心地を大きく左右するのが内装材です。塗り壁として最近注目されている漆喰や珪藻土(植物性プランクトンの化石)は、耐火性、調湿性、消臭性に優れ、天然のチカラがそこで暮らす私たちを過ごしやすくしてくれます。色や仕上げのテクスチャをお部屋の雰囲気に合わせて選ぶのも家づくりの楽しみのひとつです。 |
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| ■天然塗料 |
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| せっかく無垢材を使ったのに、化学塗料を塗ってしまったら意味がありません。直接肌に触れる部分だからこそ優しい塗料を選びたいものです。木の呼吸を妨げないようにするには、同じ植物から採れたエコオイルや蜜ロウなどで保護してあげるのが一番です。着色剤にもベンガラや柿渋といった天然の防腐・抗菌作用を持ったものがあります。日頃のメンテナンスにも使うものだからこそ、じっくり考えて取り入れたいものです。 |
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| ■メンテナンス |
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| 大切なものを手に入れたら、できるだけ長く使いたいものです。ダメになったら「捨てる」のではなく、少しずつ直しながらコンディションを調え、長く使う。自分たちの身体のケアと同じで何ごとも普段からのお手入れは必要です。汚れてしまった床や柱などは固く絞った雑巾で拭けばよいですし、米ぬかなどで磨けば家の成長と共に色艶が増して美しくなります。自然素材は手をかければきっとそれに応えてくれます。年を経るごとに変わる表情は日頃のメンテナンスをした分だけ味わい深いものとなるのではないでしょうか。 |
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