「木」づかいの理由

 木造住宅が日本古来の住まいづくりに深く浸透していることは皆さんご存知かと思います。理由についても良く知られていると思いますが、今回は改めて木造住宅の良さをお伝えします。

 構造体が木造である利点としては、木は強度があり建物の荷重を支え、かつ地震の揺れにも耐え多少の歪みによる地震の力を分散することが出来ます。

 地震の対策には耐震構造や免震構造・制震構造などがあり、木造住宅の主流は耐震構造になっています。耐震構造とは字のごとく「耐える構造」であり「動かない構造」と思われがちですが、実際には木造の場合、多少の動きが生じ、地震による構造体の変形も時間によって元に戻る作用があると言われています。地震の際に木のきしむ音が出ると思いますが、これがまさに「多少の動きが生じている」ということなのです。微妙な動きにより、地震の巨大な力を家全体に分散させることで、建物の被害を最小限に抑えることが出来るのが、木造住宅の特徴です。

 現に以前の東日本大震災の大きな揺れにも、弊社で建てさせていただいた建物で一切クラックや変形が起きなかった建物もございました。そのため、木造住宅は地震大国といわれている日本に適している構造体と言えます。

 ですが、木造住宅の欠点もあります。

 それは木は腐食すると強度が家の強度が落ちてしまうということです。

 新築時は丈夫に作っても木が腐食してしまったら強度はなくなってしまいます。そのため、木が腐食しないための工夫が木造住宅には必ず必要です。世界最古の木造建築物である法隆寺が1300年たった今もなお、健在している理由がそこにあります。木は湿気を吸うこともあれば、放出することもあります。腐食の原因の多くは湿気を帯びすぎてすまうことによる腐朽菌が原因です。また、木は乾燥をし続けてしまうと大きなひびが入り、強度を損なってしまいます。そのため木には年間を通して湿気を与えたり、乾燥をさせたりする時期を作ることが必要なのです。そこがいわゆる「木は生きています」や「木にも呼吸をさせてあげましょう」ということなんです。

 材木屋から始まった私たちだからこそ、木の呼吸が出来る作りにすることによって、木を生かし、人がいつまでも安心・安全に暮らしいける家づくりを行っております。

世界最古の木造建築 法隆寺 五重塔

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